授業感想の中から,目に留まったものをいくつかピックアップする。なお,文意を明瞭にするため,若干直した文章も含まれていることをご了承頂きたい。
・環境問題を学んでいくにあたって,自分たちの決めた目標を達成すると,それで満足しているのではいけないと思った(環境生態)。
・地元の川にショベルカーが入って工事をしていても,何をしているのか知らなかった。住民として,行政のことにも参加していかなければならないと感じた(環境生態)。
・ダムを撤去した後のゴミはどうするのだろうかと思った(生物資源管理)。
・子供たちが集まるような空間を改めてつくるというのはどうなのかなと少し疑問に思う(生物資源管理)。
・家の近くの川は十年くらい前に整備され,降りられるようになり,河原の端に道ができたのだが,十年経ち,道は砂に埋もれ,結局元に戻った。川の整備はむずかしい(生物資源管理。これを書いたキミ,もう少し判読しやすい字で頼む)。
・昔,水利権を売った地元にも,発展から取り残されたくないというあせりや苦しみがあったと思う。そのことを知ることから環境保護は始まると思っている(地域文化)。
・アユがいれば満足できる。見てわかり易いものに頼ってしまうところが,仕方ないかもしれないけれど悲しいと思った(環境社会計画)。
・一つの目標を達成することで終わってしまうのではなく,多目的で息の長い取り組みが求められるという自然環境保全の難しさ大変さがわかった(環境社会計画)。
・現在でも他所の先を行っているところのようなので,現状に満足せず,これからも川の改善にがんばってほしいと思う(環境建築デザイン)