出張解剖の巻

昨日はB博物館まで出張解剖に行きました。検査対象が大物なのでラボの院生・学部生合わせて5名、それ以外の学生2名、それに私で合計8名での参加。水族館や博物館に珍しいものが持ち込まれたり、飼育動物が死んだりした時は大抵標本にされます。その時にタイミングが合えば立ち会わせてもらって寄生虫の採取をするのですが、こういう出張解剖はコロナ以降なくなっていたので本当に久しぶりです(前回は6年前、福井県立博でのリュウグウノツカイだったと思います)。学生たちも普段じっくり見ることのない動物を間近で観察できて大変楽しんでいました。得られた寄生虫はあまり多くなく、しかも参加人数が多かったので検査は比較的早く終わり、あとの時間は閉館時間までゆっくり館内を見て回ることができました。