@国立科学博物館(つくば)

東京寄生虫博物館訪問第2弾はつくばの国立科学博物館研究部(東京じゃないけど)。主な目的はここにデポジットされている師匠の標本の中からいくつかを見ることである。寄生虫の標本を取りに行くついでに、K先生に収蔵庫を案内していただいた。

寄生虫を初めとする無脊椎動物の収蔵庫の手前はクジラ骨格の収蔵庫になっていた。巨大な脊椎が棚を占拠している。

寄生虫のプレパラートはこれらのシェルフが全て。いや、場所をとらなくて結構なこと。

手前にずらりと並ぶ夥しい引き出しはすべて貝類のコレクション(Hさんご苦労様です)。このような棚が10列以上も並んでいる。

…でもカワニナのいる引き出しだけはなぜか直感的に判ってしまう私。

ついでに哺乳類の剥製の収蔵庫も見学させていただいた。中高生の頃、首都圏の動物園マニアだった私としてはびっくりするようなお宝の宝庫である。

思わずジャイアントパンダと記念撮影をしてしまった(後で調べたら上野の2代目の雄、フェイフェイだった)。ジャイアントパンダって意外と小さい。

いつの時代に収蔵されたものか、トロフィーの数も半端ではない。この反対側の壁にも大量に陳列されていた。

オカピまで!

宝塚ファミリーパークにいたレオポンとか…。

紋無しキリンのりょうこちゃん(※妹のとしこちゃんかも?)もここにいた。私が幼稚園の頃、上野に会いに行ったのを覚えている。このような突然変異が現れたのは近親交配のためで、2頭生まれた紋無しキリンはいずれも幼獣のうちに死亡している。
もちろん、寄生虫標本のチェックもきっちり行い、J君の論文投稿先に関するアドバイスもいただいて、十分な収穫を得て東京に帰ってきた。Kさん、休日にわざわざありがとうございました。