川・2連チャン

連日の雨は災害さえなければ水不足の解消として嬉しいものですが、川で調査研究している者としてはいろいろな予定がちゃんと実施できるかどうか、気をもみつつ県内河川の水位グラフとにらめっこをする毎日です。

昨日は卒論生のI君のサンプリングに同行しました。水位は低水位よりやや多めといったところで、これより深いと徒歩での川横断が困難になるのでぎりぎりの深さです。昨日は曇り空であまり暑くもなく、あまりしんどい思いをせずに採集を終わらせることができました。

一方、今日のフィールドワークの授業の直前は電車も止まるような大雨。授業時間には雨は小降りになりましたが、勿論川へ入ることはできず、見試しもできませんでした。このテーマをやって4年め、初めての空振りです。例の魚道は轟音をとどろかせる全面滝と化し、斜面に取り付けられた石も流れを抑制するどころか、流された魚の体を粉微塵にしてしまいそうでした。