午前中の雨も昼前に上がり、川の水位は相変わらず高めだが、なんとか実習を実施できた。虫が少ないことと、雨で実習自体を中断する事態になる可能性も考えて,サンプリング地点を少し減らしたのだが、幸いお天気はもち、風もなくあまり寒さを感じずに最後まで実施できたのは幸運だった。それにしても虫の個体数は例年の1割ぐらいで、(一番ムシの多い早瀬の流心部がまだ深すぎ、採集に入れなかったのも痛い)学生は1センチほどのトビケラの若齢幼虫を見つけて「きゃー大物!」と喜ぶ有り様。レポートのネタがなかなか厳しいことになるかもしれない。