オンライン国際シンポ

今日からフィリピン・サントトーマス大学との合同プログラムです。例年なら学生を連れて相手校を訪問し、講義を受けたりフィールドワークをしたりというプログラムですが、今年はオンライン開催となりました。1日目の今日は教員・研究者によるシンポジウムで、コロナ下での研究・教育についての発表。サントトーマス大の発表がコロナ治療薬の開発の話から言語学のリモート授業の話まで多岐にわたり、なかなかフォローが大変でした。特にウチの方は学部生が何人も参加しているのでチンプンカンプンだったかもしれませんが、Zoomを見ながら教員4人が総力戦でLineで要点を解説するという二刀流の荒業を使いました。ワクチン接種拒否者は日本同様にフィリピンでも問題で、アンケートでは1割の人が「あまり打ちたくない」「絶対に打ちたくない」と答えているそうですが、ワクチンへの懸念の第一位が「偽ワクチンかもしれない」というのはちょっと日本とは違う理由のようでした(副作用や効果への疑問は2位以下でした)。日常的に、医薬品に対する不信があるのでしょうか。