2日目

今日は学生たちのポスターセッションの日です。下は1回生から上は博士課程まで、学部生は主に琵琶湖の環境の紹介を、院生は自分の研究発表をしました。皆、予想していたよりずっと英語が上手でびっくり、大したものです。

こちらの発表ではやはり、滋賀のせっけん運動がかなりフィリピンの参加者の興味を引いたようで、「メーカーからの反発はなかったのか?」等々の熱心な質問がありました。フィリピンでは相変わらずリン酸塩主体の洗剤が販売されており、富栄養化の大きな負荷になっているようです。また、フィリピン側では在来の植物から医薬品等として有用な物質を探している研究室の発表がいくつかありましたが、植物の遺伝子資源が豊富な熱帯地方ならではという印象を受けました。