環境FW・リモート版の第3週で、今日はグループディスカッションの日。さすがに50人近くを一度に入室させたら回線トラブルがどうなるか予想できないし、一人ずつの集中力もなくなるので、6,7人ずつのグループに分けて1時間毎の入れ替え制をとった。担当教員5名も2手に分けて対応。結局、回線トラブル等で接続できなかった学生は3名のみで(彼らは個別対応)、あとはなんとか発表をこなすことができた。それぞれ地元の川や池、湖の現状をレポートし、特に外出自粛による人出の違いでなにか環境の変化があったかどうかに注目をしてもらった。普段は、時間の制約で大学近辺の川しか回れないが、今日は他府県の川や、滋賀でも湖南方面など、いろいろな地域の川の話を聞くことができて(こちらとしては)非常に面白かった。全般的に、よほどの都市部でない限り川や湖の人出は増えているのだが、それでゴミが増えた川と減った川の両方があるというのは面白い。有名な釣り場には他府県からの車が押し寄せて(なんと滋賀に横浜ナンバーの車が来ていたそう)駐車場の封鎖もどこ吹く風で普段の5倍ぐらいの台数が路駐をしていたという報告、良い環境なのにベンチなどがなくランナーが通過するだけの公園等々、皆地元の環境をよく観察してあり、これをきっかけに地域を見る目を磨いてくれたらと思う。こっちは4時間ぶっ続けだったので最後には声が枯れてしまったけれど。