事件

休日の朝、遅い朝食をとっていたら大学事務局からメール。休日なのに何事かと思って開けてみたら「実習船『はっさか』が座礁した」という驚きの連絡だった。今日は別件の用事があり、また私は船に関しては役立たずなので状況を見に行くことはしなかったが、昼頃に事務局からの続報が入った。それによると船が座礁していたのは港の外の砂浜で、つまりいは何者かが厳重に係留してあるロープをほどき、勝手に船を港から出すという信じられない事態になっていたらしい。水産試験場のボートに助力を頼んで座礁した船を引っ張り出したところ、一応自力航行は可能だが点検が必要な状態ということである。点検完了までは船は動かせないし、もし要修理とでもなればさらに修理期間と費用とがかさむ。今、関係教員で今後の対策を協議しているそうだが、当然、大学としても被害届を出すことになるだろう。