ダメ出しされてまた書いて

旅行荷物の最終的な片づけをし、町へ出て新しいメガネを購入。メッキの剥げた古いフレームを再メッキできると知り、新しいのが完成したら今のメガネを修理に出すことにした。その後、エアコンの効いた喫茶店にこもって投稿論文の書き直しをするがどうもうまくいかない。何度も修正を要求されると、だんだん事務的に、他人事のように対処しなければとてもやっていられなくなってしまう(一発で上手な論文が書けない私がアホなだけなのだが)。最初はわくわくしながら取り組み始めたテーマであっても、やっと論文が出版される頃には見るのも嫌になっていたりすることもあるから、研究という作業は因果なものだ。けれど、そうやって誇大妄想を潰されて自分の身の丈を実感していくのがピアレビューという制度の一面でもある。