色付きじゃなかった

今日から例年のごとく「人間探求学」という名のディベート授業がスタートである。今年の環境生態学科は例年に比べて女子が少なく、女子が1人だけの班が4つもできてしまった。1つの班に女子を少なくとも2人入れて、あとは男子だけの班にするという案もあったのだが、混合チームのほうがマジメにやってくれるだろうとあえて女子を分散させた。まあ、一人班になってしまった女子は気張ってほしい。
2回生の「環境フィールドワークII」で田んぼアートをやっているグループがあるのだが、田んぼアートのお米というのはコンバイン収穫するといろいろな品種が混ざってしまうため、売り物にならないのだそうである。そんなお米が大学に2, 30kgも残っていると聞いたので、下さいとお願いした(私は糖尿病予備軍なので、白米よりもいろいろ混じった米のほうが有難い)。普通の米と紫米と黄米のミックスと聞いたので、カラフルな米が来るのかとワクワクしていたが、今日もらったのは普通と変わらぬ白米であった。色がついているのは籾だけで精米すると全部白くなってしまうらしい。よく見ると粒の大きさが違うのが若干混じっている程度である。これが売り物にならないなんて、世の中おかしいと思う午後。