風呂場で学会誌

以前から書いているように私は冷え性の面があるので、一年中、毎晩お風呂に15分浸かるようにしている。この時は読書タイムでもあるのだが、風呂用の本としてはリラックスして楽しめ、かつ1ページ進むのに時間がかかるものが向いているわけで、内容の濃い教養本とかエッセイ、マニアックな紀行もの、たまに漢詩なんかも読んでいる(私は小説はほとんど読まない)。ところで、昨日届いた生態学会和文誌の最新号の中身がデータを盛り込んだ論文より意見や総説等の「読み物」っぽいものが多く、風呂場向きのような気がした。それで、持って帰って多田さんの「論文詩」のあたりから読み始めてみたらこれがけっこうイケるので、あと数日はバスタブの中で和文誌を読もうと思っている。紙が湯気でフニャフニャになるだろうけれど。