2年ぶりに淡水貝研に出席するためG大学へ(以前の会場大K大よりもだいぶ近くなったので楽)。若い人の発表も多く盛況だった。二枚貝の分子系統ではまだまだ新知見が出てきているので、分類の見直しは当分続く感じである(勿論、巻貝もそうなのだが)。コイによる貝類捕食の予備的研究では「えっ?」と思うような結果が出てきていて、淡水貝の生態研究上重要な発見になる可能性がありそう。ジャンボタニシのピンクの卵にはやはり毒性物質が含まれていて、警戒色と考えられているとか(原産地ではヒアリだけがこれを食うとか)、面白い話題提供がたくさんあり、大変刺激を受けて帰ってくる。