ご信心が要るらしい

共同研究の関係で、学振の研究倫理パンフ読まされました。9割方、余計なお世話といった内容です。研究者はいつから、常識範囲の善悪判断まで、一々手取り足取り教えてもらわなければならなくなってしまったのでしょうか。
http://www.jsps.go.jp/j-kousei/data/rinri.pdf
ちょっと面白かったのはSection VIIの3で、私は以前からちょっと気に留めていたprofessionalという語の由来についてかなり詳しく触れられていたことです(ここだけ、ほかの章からちょっと浮いています)。professionはキリスト教では信仰告白、所謂クレドを指します。昔(今もか)、聖職者がそうであったように、その業界の専門性と行動規範についてしっかりした訓練を受けた人がprofessionalであるという訳ですが、この説明が現代日本の研究者にすんなり理解できるでしょうか。多分、大多数の人は宗教家なんて胡散臭いと思ってますから、professionalとは聖職者並に世間から隔絶した胡散臭い人ということになるかもしれません。まあ、半分ぐらい合っていますけれど。