第2回彦根城アカミミガメ駆除


先月の仕切り直しで、再び彦根城中堀にアカミミガメ捕獲用のトラップを設置しました。ボートでトラップを運ぶ市職員の皆さんと,岸でエサの魚を袋詰めするオニバスプロジェクトの皆さん,および大学院生のH君。

オニバスプロジェクトの皆さんが,埋土種子から発芽したオニバス幼植物を2つ見つけました(矢印)。昨年も芽生えだけは何本かあったそうなのですが,いずれも成長せず消失してしまったそうです。

幼植物の1つを,昨年S君が卒論で使用したエンクロージャーで覆ってみることにしました。網の目合いは1cmです。このサイズだと完全に防げるのはコイとカモぐらいで,ザリガニは侵入できますし,アカミミガメも枠の下から無理くりに潜れば入れるかもしれません。それでも,何もしないよりはマシです。茎の細い幼植物期だけなんとか持ちこたえれば,あとは被食被害は大幅に減るはずです。

来月,この株がどうなるか楽しみです。今年は何とか食われずに育てばよいですね。