第2回淡水ガメ情報交換会シンポジウム@千葉

JECONETより転載します。昨年当研究室でアカミミガメの研究をしたS君、および大学院生のH君の研究発表があります。

第2回淡水ガメ情報交換会
2014年12月20日(土)・21日(日)
東邦大学 習志野キャンパス(千葉県船橋市
主催:認定NPO法人 生態工房、神戸市立須磨海浜水族園東邦大学理学部地理生態学研究室
http://www.eco-works.gr.jp/
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◆12月20日(土)13:00〜16:30  
シ ンポジウム
「ここまで進んだ!民官学×アカミミガ メ問題 現状と対応」
コーディ ネーター 亀崎直樹(岡山理科大須磨海浜水族園)

第1部 〜現状〜
1・ 「 アカミミガメの南西諸島侵攻 」嶋津信彦 (沖縄生物学会)
2・ 「西日本におけるアカミミガメの分布 」
     谷口真理(神戸市立須磨海浜水族園香川大学工学部)
3・ 「ミシシッピアカミミガメの影響と対策 〜彦根城中堀に自生するオニバス群落の保全に向けて〜 」
      曽我部共生(京都大大学院農学研究科)
4・ 「ミドリガメの販売中止を求める活動及び販売状況アンケート報告」
     東さちこ (PEACE)

第2部 〜研究〜
1・ 「カメの爪切り  −水田生態系に生息するカメ類の生物化学的分析−」
     森淳((独)農業・食品産業技術総合研究機構 農村工学研究所)
2・ 「ミシシッピアカミミガメによる餌をめぐる積極的干渉」
     保科明俊 (滋賀県大 大学院 環境科学研究科)
3・ 「アカミミガメの繁殖に関する研究」
     大家巧己・小西翔 (栃木県立佐野高等学校科学部カメ班)

第3部 〜対応〜
1・ 「素人集団によるアカミミガメ捕獲への道のり」
     清水淳 (北川かっぱの会)
2・「ため池を守り、活かし、継承する「いなみ野ため池ミュージアム」 〜地域主体によるため池の生態系保全活動のススメ〜」
      松原隆之 (兵庫県東播磨県民局地域振興室)
3・ 「アカミミガメの規制に向けた国の検討状況と市民からの提言」
     片岡友美 (認定NPO 法人 生態工房)
4・「明石市谷八木川におけるアカミミガメ防除」
     堀貴明(東海大海洋学部)
5・「篠山城の南堀におけるミシシッピアカミミガメの駆除と成果」
      片岡智美(東海大海洋学部)
6・「徳島 県の鳴門市におけるレンコンのアカミミガメによる被害対策 」
     佐藤章裕(徳島県鳴門藍住農業支援センター)

16:40〜17:25 総合討論

◆12月21日 (日)13:30〜17:00  
シ ンポジウム「房総発、未来へ残そうニホンイシガメの里 〜生息域保全の重 要性を考える〜」
コーディネーター:長谷川雅美 (東邦大理学部地理生態学研究室)

第1部 〜房総のニホンイシガメ は今〜
1・「房総半島におけるニホンイシガメの危機(?)」
      小賀野大一 (千葉県野生生物研究会 )  
2・「千葉県南房総におけるアライグマによる在来生物への影響と、今後の対策」
        山崎響 子 (東邦大理学部地理生態学研究室)
3・「千葉県ニホンイシガメ保護対策 協議会の設立と活動紹介」
        近藤めぐみ (NPO法人カメネットワー クジャパン) 

第 2部 〜房総から全国へ。ニホンイシガメの里を守るために〜
1・「淡水生カメ類の分布予測と種間 相互作用の検討 」
        加賀山翔一 (東邦大理学部地理生態学研究室)
2・「ニホンイシガメの保全に向けた 生息状況評価の取り組み」
        高橋洋生 (東邦大学訪問研究員/(一 財)自然環境研究センター)