机上束縛

2013年度は、実のところテキストイヤーだった。フィリピンでの寄生虫セミナーに始まり、今は研究論文ではない教科書的な内容のやつを2つ執筆中である。おかげで秋以降は自分でデータを取る間がほとんどなく、ひたすら集めた資料と首っ引きの毎日。良く言えば自分の寄生虫学の知識を大幅に底上げする機会に恵まれたわけだが、実物のムシを全然見ない日が続いているので欲求不満でもあり、研究室の学生諸君の研究の面倒もあまり見れていない。この状態はあと3ヶ月ぐらい(2つ目の本の締め切りまで)続くので、その間勘弁しておくれ。