食料調達

FW第4クール3週目,今日が最後の外出日である。先週のような酷暑でなく本当に助かった。
今日は大学周辺のI上川での調査だが,暑いことは暑いので,熱中症のおそれのある胴長の使用は禁止し,水生生物採集などを行う班は替え靴で川に入るようにした。今日はようやく川の中にアユの姿をかなり認めることができ,「捕って帰って食べたい」と希望する学生たちと一緒に投網を打つ。なかなか網が開かずに学生が苦戦していると,近くで登り落ちめいたしかけ(滋賀では何と呼ぶのだろう)でヨシノボリを捕っていたおっちゃんが笑って見ていた。あとで,仕掛けに入っている魚を「ゴリですか?」と聞いてみると,「ゴリは違う。ウロリ」という答えであった。「ゴリ」はヨシノボリを含む小型ハゼやカジカを雑駁にそう呼ぶ地域が多いが,滋賀ではちゃんと呼び分けていると見える。滋賀の「ゴリ」は金沢のようにカジカ限定なのかしら。
で,アユのほうは結局7尾をゲット。全長13〜14cm程度の型の良いオオアユで(うち冷水病の穴のあるのが2個体),一人の学生が大喜びで持って帰っていった。