2日目

学会初日。東京医科歯科大の正門前では、職員組合助教3名の解雇の不当性を訴えるビラを撒いていた。当然、1枚もらう。仲間よ,負けるな。
午前中は最初のサメ条虫の話だけを聞き、抜け出して神保町を荒らしに行く。台湾のヒル図鑑を見つけて購入。
午後からは自分の発表を含む蠕虫類のセッション。富山大のY畑さん(最近、モグラの方で忙しいので寄生虫屋だと知らない人が増えた由)による寄生虫レッドデータ種選定の話。内部寄生虫は入れてくれないとはちょっと了見が狭過ぎやしないか環境省
夜のウェルカムパーティーでは長崎大で住血吸虫を研究しておられるK先生とお話し。寄生性蠕虫の方は、どうも多様化という流れから外れているような気がすると言われる。それは私もゲナを見て思うところであったので意気投合する。原虫はまったく逆で、トリパノソーマなんかだと、1つの細胞が分裂してできたクローンであっても宿主への反応は一様ではないらしい。
その後、寄生虫学会誌編集長と目黒寄生虫館館長につかまり、なぜか一緒に二次会に行くことになって、寄生虫館の運営や学会誌の編集方針に関するお話を伺う。ちなみに館長は近々演劇デビューするとの噂がある(笑)。リンク先の「この生は受け入れがたし」の上演案内をご覧下さい。