堀田先生に非ず

骨折後3ヶ月も経つのに顎関節症の回復がどうも思わしくないので、職員Dさんの紹介ではじめて鍼治療を体験した。顎関節症の治療に、関節周辺の筋肉を柔らかくしておくことは有効らしく、口腔外科では筋弛緩薬(ミオナール)を処方された。しかし、これは全身の筋肉に効いてしまうため服用後にどうしても体がだるくなり、一度で服用が嫌になってしまった。鍼なら緩めたい筋肉だけを緩められるので、リハビリに少し弾みが付けばという期待である。
で、予想通りまず最初に首やら肩やらの凝り具合に呆れられ、「堅くなり過ぎ…」と絶句された。顎関節周辺の筋肉だけでなく、首や肩も緩めないとダメらしい。肩と襟首と頬に計6本の鍼を打って、加熱光源らしきもので患部を暖めて、あとは整体とマッサージ。さすがに頬や顎の筋肉をマッサージされるのは初めてなので妙な感じ。で、肝心の顎関節は、確かに少し開きが良くなった。ただし、ミシミシ音は相変わらず鳴るので、効果の程を確かめるにはもう少し様子見が必要。