彦根→名古屋

午前中は大学で机上の片づけ。今、執筆中の論文の引用文献を広げるために、受理された(あるいはほぼ受理決定の)論文の引用文献を片づける。pdfだと読んでもなぜか記憶に残らないので、やはり紙媒体を広げなくてはならないのだが、獺祭魚状態を脱するには、次の獺祭魚状態がやってこないといけないというものぐさm-urabe。
午後は名古屋でカワヒバリ共同研究の打ち合わせ。Y作川研究所によるコホート解析の結果では、日本のカワヒバリガイは他の地域に比べて成長が遅く、寿命も短いらしい。おそらく日本は自然分布域よりかなり北方にあり、水温が低いためだろう。カワヒバリガイは増える時は増えるが、個体群崩壊も時々報告されているのは、この辺の危うさによるものかもしれない。