卒論生S神君のカワツボ実験が進行中。最初に用意した魚は結局水槽内で産卵してくれなかったのでお払い箱となり、隣の水試からホンモロコの卵をもらってきて実験している。小型貝の捕食実験って、食べているところを直接目視できないので実はかなり難しいのだけれど、S神君は実験装置を工夫して統計処理がしやすいスタイルにしてくれたので、結果は何とか出そうである。貝が仔魚を捕食できること自体は間違いなさそうだが、対照実験をどうするかが少々悩みどころ。実験室に置ける水槽の数が少ないため、1年間では十分なコントロール実験は難しいかも。先の魚もできればもう一度挑戦したいし、来年もだれかこのテーマを継いでデータ増やしてもらおうかな?