本当?

大学の学生用パソコンにはかなり強度のフィルタがかかっていて、アクセス出来ないサイトがずいぶんある。勿論ある程度はやむを得ないことだが、あまりにフィルタが強くてネットを使用しての就職活動に支障が出る(お酒関連の言葉にもフィルタがかかっているので酒造会社のHPにアクセス出来ない等々)という苦情があるらしく、フィルタの一部緩和が検討されている。今のところ、学内の学生用パソコンからはFacebookにもアクセス出来ないらしく、これも苦情のタネの一つになっている。教員の中にはゼミの内容や地域活動情報の発信にFacebookを使用している人もいるから、学生がアクセスできるようにしてくれという要望はあるだろう。ところが、ある教員の話によると、企業の中には採用の際に応募者のFacebookアカウントをチェックして、交友の広さなどをチェックしている会社もあるというのだ。だから学生にSNSをという意見もあるのかもしれないが、私個人としては、すべての学生が利用している訳ではないSNSでの情報で、企業が採用に関わる評価をするという話はにわかには信じがたい。勿論、違法行為や差別につながるネット上発言などが発覚したりすれば話は別だが、交友の広さをSNSからチェックするなどということは馬鹿げているとしか言いようがないだろう。そんな企業の存在は都市伝説だと信じたい。