意外な共通点

ゼミで○尾先生の研究紹介。琵琶湖の腐植物質はほとんどが自生性という点で南極大陸の湖沼に似ているそうな。要するにプランクトンやバクテリアが分泌する難分解性の高分子有機物が溜まっているということであって、「腐植物質」と言っても、字義通りに腐った植物体からの分解産物という訳ではない。もちろん性質も違うらしく、本当の「腐植」の多い北欧の湖などの研究結果との単純比較は問題があるそうだ。こういうのって水生動物のミネラル利用性にも影響がありそうな気がするが、だれか研究している人いるのかな。