お見合い

朝から野鳥センターに行き,I君の魚の逃避行動のビデオ撮影.お客さんが増えるまでの静かな時間帯に実験をしてしまおうという魂胆である.
例のバスはしばらく餌を与えられていないということで,ガラス越しに寄生虫付き小魚を対面させると,いかにも食べたそうな顔つきでガラスに貼り付き,時々元気にアタックしてくれる.ところが,肝心の小魚と来たら,5センチと離れない所でバスが大口開けているくせに,一向に反応を見せず,ボケーッとしている.ガラスの反射で相手が見えていないのかと疑ったが,そうでもない.バスがあまり動かずに(でも視線は小魚にくぎ付け)いるときなど,バスの方へフラフラと近寄っていく始末である.今日は数個体試しただけだったが,いったいどんなデータになることやら.
でも,少なくとも,こいつらがバスの捕食に対してほぼ無防備なことはよくわかった.