フナ寄生虫リベンジ戦

今日は先月のフナ寄生虫のリベンジ戦で、隣の学科の院生M君に便乗させてもらい、湖西の生き物観察イベントに参加しました。ここで子供たちの観察用に捕まえたフナ類を譲渡していただこうという魂胆です。

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心配していた雨も降らず、大勢の親子連れの皆さんと地元のボランティアの方、水資源機構の職員の皆さん、それに県大の院生・卒業生が集まりました。

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田んぼの一部や耕作していない部分で作ったビオトープ池で院生のK君H君が採集です。ここは去年、N君がムシを採集しているまさにその場所なので,絶対にいるはず…と祈るような気持ちで見守りました。

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コイやフナ、オイカワなど50匹以上の魚が取れました。タモ一本で全長60cmはあろうかというコイをすくい上げてご満悦のH君。私もクーラーボックスにフナを詰め込んで大満足。

夕方に帰学した後、早速一部の魚を解剖してみました。案の定、ムシが出てきました。これでやっとN君の修論を完成させることが出来ます(9割方は投稿用の原稿が出来ているのですが,どうしても新しい虫体を得ての補足データが必要でした)。大きなミッションクリアです。