ごるごでらリベンジ戦

今日は大阪の川(水路)の、「水辺に親しむ会」主催の観察会兼定期調査に寄させてもらいました。まだ新種記載のできていない例のごるごでらの新標本を得るためのリベンジ戦です。しかし、大阪でJR沿線以外のところは、彦根からは電車の乗り換え回数も多く、とても時間がかかります。今日は5時起きの6時出発でした。

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連日の猛暑ですが、台風前日の今日は風があるためややしのぎやすかったです。投網を打つ「水辺に親しむ会」のメンバーの皆さん。

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大きなコイが投網に入りました。泥に潜って逃げられないよう、網の裾を確保します。

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コイを回収する県大3回生のGさん。小学生の女の子も小さな胴長を履いて参加です。

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今日は40cmあまりのコイが5匹もとれました。大感謝です。ムシ取れるといいなあ。

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取れた魚は「親しむ会」メンバーのみなさんが数と種類、サイズを確認したあと、再放流します。今日はコウライモロコ、ニゴイ、オイカワ、カネヒラ、オオクチバスなど十数種の魚が得られました。

5匹の大ゴイは、全部クーラーボックスに詰めて背負って帰るには重すぎたので(非クルマ族)、小さめの3匹を持ち帰ることにし、大きな2匹は宅急便で大学あてに発送しました。それやこれやで現場作業を終了したのは昼の12時近く。昼食をとってから帰途に付き、大学に到着したのは午後3時半。いつもの実験室はエアコンが切られて灼熱地獄なので、個別クーラーのある別の実験室に侵入して解剖作業。残念ながら今日の3匹はすべて陰性で、残る2匹に賭けることになりました。なお解剖した3匹のコイは4年生がおいしくいただいたようです。