カワヒバリガイとタイワンシジミのサンプリングのためBB君と宇治→大津へ.宇治は先週からの雨にも関わらず低水位で,カワヒバリガイはすぐに所定の採集したが,シジミの方は難航した.8年前には船着き場の底の砂を網でさらうと簡単にとれたのだが,今は船着き場の水底はがちがちに固まって全く網が入らない.
石の下にはアメリカナミウズムシがうじゃうじゃ.宇治川は外来ベントス天国である,
昼からは南湖のカワヒバリガイを採集しに大津へ.駅でレンタサイクルを借り,いざ湖岸へ出発しようとしたところ.突然の大雨に襲われ,大津市民会館の軒下で30分以上も足止めを食らった.携帯で天気予報を見てみると滋賀県南部に大雨警報発令中.まったく先週のフィールドの再現である.
雨上がりを待って湖岸に到着したが,先週来の雨で水位がこの時期としてはやや高い上に,水草の繁茂がすさまじく,おまけに先程の驟雨に伴う風で波も少しあるという相当悪いコンディション.場所を変えつつ貝の探索を試みたが,BB君が数個採集しただけで私はゼロ,どうやら私は貝が生息する水深まで手が届かないらしい.データとして十分な個数の貝を集めるには,もっと水位の下る日を狙って仕切り直しをするしかない.
滋賀県はかいつぶりだけでなくげんごろうも所有している.