昼休み,地学・物理を主に担当しているK先生が面白い(?)講義をしている,という話を聞いた。
物理学で,力の分散について納得させるため,ガラス瓶を割り,その破片の上に仰向けに寝てもケガをしないことを実演して見せるそうである。さらに加えて腹の上にブロックを2枚乗せ,その上に瓦(板だったかも)を乗せて学生に割らせるそうな。勿論学生には背中にかかる圧力を計算させて,そういうことをしても大丈夫であることを納得させるのだろう。しかし,これは,これだけでも飯が食える立派な大道芸である。
さらにこの講義には特典があって,自ら挙手をしてこの実験をすることを申し出た学生には,定期テストの点が加算されるそうである。試験に自信のない学生にはかなりの葛藤が生まれることだろう。まさにカラダを張って単位をとるかどうかなのだから。