帰福したF田さんから連絡があり、持ち帰った3匹のヒガイのうち1匹から、合計39匹ものヒガイ虫が出たという報告であった。こいつは間違いなく最高記録。
さて、ぼちぼち臨海実習(白浜)の準備をはじめなくてはならない。O教授から内分泌撹乱物質によって交尾器のできた雌のイボニシ*1を見せてやってくれというリクエストであるが、soishidaさんの話では白浜でそのような貝が見つかる可能性は低そうだ。とりあえず貝を解剖して体の構造とかオスメスの見分け方を見せて、それから希望者は貝紫染をやって遊ぼう。
もう一つの課題は寄生虫の実物を見せることなのであるが、これは海の寄生虫を見慣れていない私には実はけっこう難題である。魚を解剖して虫はとれても、その場での同定は絶対に無理だ。まあいくつか資料を持っていって、あとは標本を作って帰ってくるしかない。
さあて、白浜ではどんな毒を吐こうかな。