かなりの貝をコンクリートの階段上に叩き付けていらっしゃいました。

まあ、階段の下の方からカメラを構えてシャッターチャンスを狙っている人が何人もいたので、そちらの方向を狙ってくれたのかもしれませんが(好意的に解釈すれば)。
神主さんたちがまた祝詞などをしている間に、撒かれた貝を見に行ってみた。コンクリートの階段上に、米や酒と一緒に散らばっているのは、ヘナタリ類と小さめのハマグリ(後者はここでとれたものではなかろう)であった。ヘナタリ類はコンクリート上に放られて大半が殻口を割られ、ハマグリの殻に至っては木っ端微塵状態。
…可哀想すぎるよ、これ(涙)…
せめてカニの餌になれよと、割れた貝を拾い集めて干潟へ放り投げて帰ってきた。
予想もしなかった悲しいオチのついた宇佐の放生会であったが、果たしてこれで隼人の霊は慰められたのだろうか。
※帰りにバス停で、シャム猫を抱いたにいちゃんからバスの行き先を聞かれる。道を訊かれる5回目。