臨海実習中のスナップを少し貼ります。
例年、実習３日目に寄生虫学実習をやります。今年は台風の影響で漁船がほとんど出漁しておらず、地元の魚屋さんの入荷が少なかった（しかも値段高め）なのですが、幸いに釣りの好きな学生諸君が頑張ってくれたので一人１尾以上の解剖ができました。魚種はフグ類、カサゴ、アオリイカなど。
コモンフグの鰓にいた立派な単生類（多後吸盤類）。８つの吸盤がよく見えます。今年は吸虫、単生類の獲物が多かったです。線虫や二胚虫は残念ながらとれませんでした。
太平洋岸側の浜には小さな軽石がたくさん漂着していました。福徳岡ノ場から流れてきたものでしょう。ここまでこんなに来るとは驚きです。
