取材

復活しました。ということで、昨日の不調はアレルギーと判明。自律神経失調なら一週間ぐらいは不調が続くはず。
今日,琵琶博のGさんが二生類モノグラフについてプレスリリースしたため記者さんから電話がかかってくる。しかし、電話口で記者さんに寄生虫についての説明するのって面倒極まりない。
「二生吸虫って、どんな生物なんですか?」
「えーっと、吸虫、あのジストマってわかります?そのうちですね,宿主、えーと『やどぬし』って書いて,寄生虫がくっつく相手の生物なんですけれど,それをですね、幼虫の時と成虫の時で別の種類の生物に寄生する種類,それを二生吸虫って言うんです」
「今回発見された新種は、今までの種とどこが違うんですか?」
「えーと… 一番近い種類と比べると口吸盤、口の吸盤と、腹吸盤、腹の吸盤が、どちらも大きいですね。それから…(吸盤比の話は止めておくか)…もう一つの種類は,寄生する部位が違っていて,鰾と背骨の間の結合組織…要するに,カラダの深いところに寄生するんです」
「あ、つまり、お腹の中に寄生するんですね?」
「…お腹といっても消化管じゃなくって、消化管を外したもっと奥の所なんですけれど…」
「…それから、日本ではじめて発見された寄生虫もあるということですが、何という寄生虫か,名前を教えていただけますか?」
「…えーと、まず一つ目はフィロディストマム・カラッシイ、…」
「…あの、もっと短い名前のありませんか?」
「…ないです…」
どんな記事になるのかとても心配である。