悩ましい

来年度の二国間共同事業の研究計画をどうしたものか、頭を抱えている。本来、外国への渡航旅費を主眼とした研究計画でなければならないのだが、昨年今年の2年間に採択された研究は当然実現不能となってしまい、研究計画の大幅変更を余儀なくされている。次の研究計画を書くとき、普通は今年までの研究成果をしっかり書いて、それに則って次のプランを進めるものだが、今年の場合あまり成果を強調すると「海外渡航しなくても共同研究できるじゃん!」と見なされかねず、かと言ってあまり成果がなくても「研究費だけもらって2年間何をしていたのか?」と言われかねない。今年までの進展についてどの程度書くべきなのか、また来年度以降もまた渡航不能となってしまった場合の代替計画も入れるべきなのか、前例がなく頭の痛い書類書きである。