昨日から今日にかけて、長浜市内で行われた日本オオサンショウウオの会大会に参加してきました。今回は、A君の今後の研究のためハペ屋さん*1に人脈を作るのが目的でしたが、その目的はきちんと達成できました。
昨日の午前中は陸水学会の幹事会に出席しなければならなかったので、幹事会が終わってから新幹線で滋賀にとんぼ返りしました。台風のせいか残暑・大雨・虹と天気が目まぐるしく変わります。
今年の一般講演では、西日本水害などによる洪水撹乱がオオサンショウウオに影響を与えたかどうかの報告が数多くありました。全体的な印象では、勿論一部消失した個体はいますが、あれだけの出水でよく残ったと感心するほどの残存率だと思います。さすが川の生き物です（写真は来年の大会会場であるM市の紹介で、着ぐるみも登場）。
毎度のことながら物販コーナーも盛況でした。滋賀のお土産や名物ごはんも登場（会場が旧木之本町だったので、勿論「サラダパン」の販売もありました）。
夜間観察会では地元の長浜バイオ大の皆さんが大活躍。調査人員の学生さんたちがオオサンを探している間、50人以上もの参加者はそこらの昆虫や動物を探して勝手に盛り上がっていました。
可愛いヒバカリです。
捕獲されたオオサンの計測をしながら、現地調査員の方々から説明を聞きます。やや小ぶりの個体で、繁殖闘争のためか怪我もしていましたが、このぐらいは問題ないそうです。
最後のオチ
全身を塗られた『赤いアライグマ』…さらにフォークリフトで”つるし上げ”も…虐待重ねた男２人を書類送検（関西テレビ） - Yahoo!ニュース
既にけっこう騒ぎになっているようですが、アライグマの放逐は外来生物法違反なので、もし大阪府警が放逐したか、放逐するよう指導したのであれば、警察が違法行為をしたことになり立派な不祥事です。そのことに気が付かず、ただ報道した関西テレビも謝罪案件です。
*1:両生爬虫類研究者
