今日も滋賀県内の吸虫のリストづくり。魚類寄生虫に関しては師匠が最近モノグラフをまとめておられるので楽だが、鳥類や哺乳類(ヒト含む)に関しては古い文献も漁らないといけないので大変だ。しかし、師匠のモノグラフを見ると、魚類寄生虫でさえ、標本が1つしか採れていないため新種かどうか判定が保留されているものや、生活環がまったく不明のものがまだまだ山のようにあることに改めて気がつく。一度初心に帰って、ひたすらフィールドで魚取って貝取ってムシ取って、という仕事をもう一度とことんやるべきかなあ。特に琵琶湖の集水域で。