睡魔を連れて

科研費の研究進展&打ち合わせのため,南国の日差し降り注ぐK大学へ。今回は卒論生のS君に実験手法を仕込んでもらうのが主な目的。
ところで、陸路K大へ行くとなると、苦手な振り子電車に2時間半も乗らなきゃならないので、乗車1時間ほど前に酔い止めを飲んだ。ところがこれが効きすぎたようで、振り子電車に乗り換える前に既に頭がふらつき、まっすぐ歩くのが困難な始末。電車の中ではもちろん爆睡、K大に着いても眠気は覚めず、m氏に「m-urabeさん、お疲れですねえ〜」と言われてしまった。科研の実験プロトコルの方は、ツボはいくつかあるものの、基本的には単純作業の繰り返しで、初心者の4年生だからと言って特に困難はなさそうだった。ただ、作業が終わったあとの解析が大変そう。
2日目は、以前からの共同研究者であるA先生を交えて結果の解釈と手法に関する議論。さすが分子生物学の専門家であるA先生の指摘は鋭い(でも私はまだ眠い…)。まあ、結局はS君の結果待ちという話になった。論より証拠。