貝で遊ぼう


台湾にいる大学院時代の同級生から子供向けのボードゲームをいただきました。開発者の一人である彼女の曰く「人生ゲーム」だそうですが,片方が軟体動物バージョン"The Molluscs Adventure Quest World"で,もう一つが陸貝バージョン"The Landsnail Conservation Station". ゲームをしながら台湾産の貝が40種も覚えられるというすぐれもの。というか,かなり激しくマニアックなので,これにハマる子供の将来が心配になってくる(笑)。

陸貝バージョンのボード.マスの1つ1つに陸貝の種名が入っています。学名はゲームで使うカードの方に書かれています。

こんな感じで、ざっと40種のイラスト付き。

軟体動物バージョン(陸・淡水・海産のすべてを含む)のボード.こちらのコマは本物のタイワンシジミの貝殻を使用しています。

淡水貝はタイワンシジミ、ヒメタニシ,スクミリンゴガイですね。

アフリカマイマイは両方のゲームに登場しています。よっぽど多いのかな。
このゲームを軟体動物マニアの某氏に届けがてら、もうすぐ終わる田んぼの特別展を観にB博へ行ってきました。シンポジウムはサボりました。

特別展の一隅にあるパネルコーナー。ハッタミミズに関する私の研究紹介もありますが,それも含めてなかなか掻き集め感と内輪受け感が充満しています。パネルを数えてみたところ、県大率は21%でした。

こっそり登場していた学部2回生のTさん。もう田んぼの生き物として認知されているようですね。