10年ぶりのロシア

朝4時に北京のホテル発、6:45ノヴォシビルスク行き。シベリア航空では数年前にツポレフを全廃し、今はきれいなエアバス機が飛んでいるのでほっとする。
睡眠不足で搭乗したため、機内では頭痛と飛行機酔いで半死状態で、空港でナターシャさん夫妻の出迎えを受けても頭がどろんとしていた。ノボシビルスクの気温は30℃、なんだ暑いじゃんと思っていたら、ナターシャさんの話では、今年は例年にない猛暑で36℃を記録したとのこと。ただし空気は乾燥しているので体感温度はそれほどでもない。
ノヴォシビルスク郊外の学研都市アカデミーガラドクへ。ここにナターシャさんたちの住まいがある(研究施設もたいていはここなのだが、なぜか動物分類生態研究所だけはノヴォシビルスク市内なので通勤にかなり時間のかかる由)。途中でオビ川を渡る。もっとすごい大河かと思っていたらさほどでもなく、淀川ぐらいだ。この辺は乾燥気候(年間降水量100ミリ程度)なので、流程の長い河川であっても流量はあまりないことがあるそうだ。Golden Valley hotel泊。イルクーツクのアカデミアホテルよりずっと上等。ホテルの隣のスーパーマーケットへ買い出しに行く。夕食にはまだ間があるので(機内食が食べられず昼過ぎまでほぼ絶食だった)クロワッサンを買ったら、中にピロシキのようにマッシュポテトが入っていてでちょっとおかしかった。
鳥はまだ何も見つけていない。予定を変更して明日から早速チャニーへ行くと言う。車で8時間、500キロ近いドライブなので、それまでに飛行機酔いの後遺症を治しておかなければ。
携帯、iPadの3Gは通信可能だがパケット料金が高いので当分1日1回のメールチェックだけ。