自然系の学生サークル「かわんちゅ」の活動でI上川の生物観察会．参加者のほとんどが１回生というフレッシュな顔触れである．
卒研でハリヨをやっているU野君が一緒に参加してくれたので大助かり．
ところが，採集を始めてまもなく，「これ何ですか？」と差し出されたタモ網を見ると，…あちゃー…ごっそりコモチカワツボが．慌ててその辺の転石河床をよく見るといるわいるわ，ゴマを撒いたようだ．
水中は斯くの如し。先日，もう少し上流にハゼ類を取りに行った時はいなかったのに，その少し下流ではこんなに大繁殖しているとは，コモチカワツボは流れの緩やかな湧水を好み，要するにハリヨのいそうな所にいるのである．I上川でも河床内湧水のところに多いのだろうか．
おかげで，帰学してから参加学生たちに胴長と網類に石鹸液をかけて（貝を駆除して）から洗うことをしっかり指導することができた。
