ビギナーズラック

T口さんと一緒に湖西までハッタミミズを探しに行く.一応,去年発見されたという地域を聞いておいたのだが,正確な場所は知らなかったので,やや行き当たりばったりの調査始めであった.ところが,ビギナーズラックというのはあるもので,幸先の良いことに,最初に行った田んぼでいきなり見つけてしまった.

採集の際に切れてしまったが,もとの状態では30cmを越えていただろう(物差しは15cm).
初めてハッタミミズを捕まえて気がついたのだが,写真を撮るために10分ほど板の上に置いておいたら,どんどん乾燥してしまった.ハッタミミズは体表につやがないのが特徴だが,つまり体表に粘液がほとんどなく,さわっても柔らかいゴムヒモのような感触で,他のミミズのようにぬるぬるする感じが全くないのである.どうやら,乾燥に対する防御機構を何も持たないミミズらしい.一年中水びたしの環境でなければ,とても生きていけないだろう.
今日は言葉どおりのビギナーズラックで,結局ハッタミミズが見つかったのは最初の田んぼだけだった.