福岡日帰り

前任校の卒業生で、K市立大院に進学したLさんの学位申請論文公聴会に参加するため、日帰りで福岡へ。
Lさんの研究テーマは金属が植物細胞のイオンチャネルに与える影響の研究で、いずれは環境中に存在する金属元素との関連に持っていきたいのだろうけれど、今日のところはほぼ純粋に植物生理学の話。修士の研究とは金属イオンの影響ということ以外、材料生物にも手法にもまったく共通項がないのに、実質3年弱の研究期間で、よくここまでできたと思う。Lさん、お疲れさまでした。
その後は、前任校へ出向いて、この3月で退官予定の教授を訪問。本当は来月の退官記念講演を聴かせていただきたかったのだが、県大の修論発表会にかち合い、参加不可能になってしまったので、そのかわりに簡単にご挨拶に出向いた次第。大学の近況などを伺う。国立大学は法人化して3年目だが、まだまだいろいろあるらしい。