オープンキャンパス初日

で、今年は学科の世話役みたいなものを仰せつかっているのだが、この大学のOCのやり方を自分でもよく把握しないままやっているので、今日は一日学内をうろうろと歩き回って過ごした。
どこの大学でもOCのサービスは、加熱こそすれ簡略化はされないだろう。うちのような公立大学でも、数年前に、オープンキャンパスへの参加者は回帰率が高いことがデータで示されてから、急に力を入れ出したらしい。それで、基本的に自主参加であることに変わりはないのだが、貼り物などは全講座参加だし、事実上「動員」される人々もかなりの人数に上る。
今日は、初日にしては参加者が少なめで、特に午後最初の実習紹介には最初なかなか観客が集まらず、冷や汗をかいた。明日はちゃんと呼び込みをしなければならない。
展示コーナーには、恒例となった寄生虫絵はがきとわらわら虫を置いた。今日の目玉は新作、「カジカ虫新種記載記念ホロタイプ絵はがき」である。記載論文にも載っていないカラー写真図版で学術的価値もばっちりだ(何のこっちゃ)。従来の作品も含めてなかなか好評で、お客さんは少なめだったにも関わらず、用意した枚数の過半数がさばけた。これは少し追加を印刷しないとなあと話していたら、院生SR井君が「どうせなら大学のロゴ入れたらどうですか?」と言う。なるほど、大学の宣伝用にはそれがいいかもしれないと思い、さっそく作ってみた。明日はこれが展示コーナーに並ぶ。