共食の儀

朝、出勤前に市の保健窓口へ行って英語のコロナワクチン接種証明書(所謂ワクチンパスポート)を発行してもらう。これで海外渡航しても隔離されずに済みます。ぼちぼち英語レクチャーの準備も始めなければ。

夕刻から、学科2回生主催でちょっと遅めの新入生歓迎会。教員の参加が少ないということで最初のうちだけ少し顔を出す。コロナでこういう集まりはなかなか困難だが、今日は学生は生協の仕切り付きのテーブルに着席し(立食ではなく)、飲食物は一人分ずつ小皿に乗せて用意するという形になっていた。それはよいとして、学科のH先生が恒例のお手製フナズシを提供してくださったのだが、これも一人分ずつ小皿に乗せられてラップ。どうやらお皿は参加学生の人数分用意されていたようで、ということはあとで全員が自分の席に置かれたフナズシを食べる羽目になったのだろうか。ウチは県立大学だが学生に滋賀県民は1/3もいないし(過半数京阪神からの通学)、その滋賀県民だってフナズシを食べたことのある学生はあまりいない。馴れない人にはなかなかハードルの高いフナズシだが、果たして皆無事にクリアできたのだろうか。まるで「秘密結社・滋賀県民」入会の儀式みたいだなあ、と思いながら歓迎会を早抜け。