受理から半年近くたって、ようやく水質指標生物の教育効果に関する論文が印刷されました。
浦部美佐子・石川俊之・片野 泉・石田裕子・野崎健太郎・吉冨友恭 (2018) 大学生アンケートによる水質指標生物の教育効果の検討。陸水学雑誌79: 1-18
福岡教育大時代からずっと懸案だったのですが、滋賀へ来てから,いろいろな大学で奉職している陸水学や環境教育専門の教員の皆さんのご賛同に心を強くして,ようやくまとめることができました。執筆が遅くなった分、世間的にはかなり「旬を逃した」論文となってしまったのがちょっと残念です。でも、まだ検証すべきことや教育現場での具体的な改善事例の調査など、やることは沢山残っていますので,だれか環境教育に意欲のある大学院生(できれば博士課程で)あたりに継続してもらえないかと思っています。