今日の滋賀県環境影響評価審議会は、例の米原風力発電事業の件。京都新聞で何度か報道されたこともあってか、委員フルメンバー参加、報道関係者5人、一般傍聴者も何人か、という関心の高さ。風車の建設予定地がイヌワシクマタカ生息地であることから、環境大臣や日本イヌワシ研究会からも意見書が出ている状況下で審議。鳥は勿論、哺乳類や水環境の専門家からもかなり厳しいアセスを求める声が出た。、また、水源涵養林である保安林の一部にも手を付けるという話なので、事業計画地内に河川がなくても下流域、特に湧水水脈への影響は十分ありうるから、水環境への影響評価は絶対に必要である(私も前回の審議会でその要求をした)。また、私も今日初めて知ったのだが、事業予定地にはかなり状態の良い城跡があるということで、文化財関係者からも保全を求める声が出た。さて、今後の報道・世論・知事意見はどうなるか。