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朝日新聞。

「心は女性」女子大への入学認めるべきか、大学生が議論

http://www.asahi.com/articles/ASK4W5D11K4WUPQJ00D.html
完全にポイントのずれた議論としか言うことができない。問題なのは性的少数者ではなく、入学者を性差別している女子大という存在の方だ。女子大への入学が問題になるのは心と体の性が不一致な人だけではない。現に聞いたことがあるのは、女子大の教員の研究内容に興味を持ち、大学院に進学する時にその研究室を選びたいと思っても進学できない男子学生がいるという話だ。
私は女子大に勤務していたことがあるし、そこでは幾度となく共学化についての議論を聞いている。ある時、女子大の存在意義に付いて２，３の男性教員がこう言った。
「日本はまだ女性の社会進出が遅れているし、社会のリーダーとなるような女性を育成しなければならない。それに、女性教員も積極的に登用するべきである」
その後，女子大出身の女性教員が意見を求められ、その人はこう言った。
「でも、そういう目標は，この大学が共学化した後も持ち続けられると思いますよ」
見事な反論に全員が黙った。