休講日

午前中から6時間近くかかってデータを集計し、学生たちに捕らぬタヌキの皮を見せ、師匠に頼まれたDNAの登録をして、研究会の参加申し込みをして、来年度の授業で使う教科書をどうするか考えて、昼間のデータが保存されていなかったことに気がついて再度集計作業中。センター試験前日の仕事量としては十分だ。
前回、寄生虫ミトコンドリアDNA配列を登録する時にgenetic code tableを21番のTrematode Mitochondrial Codeにしたら、「みんな9番のThe Echinoderm and Flatworm Mitochondrial Codeにしているよ」と言われて修正したのだった。参考文献を見たら21番のデータはカンテツ1種に基づくもので,9番の方はカンテツを含む20種以上の扁形動物の配列を分析している。9番の方が新しい論文だが,21番と異なる結果になった理由はきちんと論じていないようだ。遺伝子コード解明の方法論まで理解する時間はとてもないが、21番の参考文献の結果は今日ではあまり信用されていない、ということなのかな?