竹生島渡航

昨日は南の島国から、3年ぶりにR先生ご来室。Bさんともども、学位を取ったJC君の今後や、秋から来学するD君の研究について打ち合わせをし、午後からは琵琶湖観光。彦根城へは前回行かれたそうなので、今回は観光船で竹生島へ行った。私は毎年のように調査で竹生島付近には行くが、実は上陸は20年ぶりぐらいになる。夏休み初日ではあったが、まだ全日の台風の影響が残って観光客は少なく、かわらけ投げも営業していなかったのがちと残念。船廊下や観音堂を回って約一時間の見物ルート、神仏混交の様子にR先生は「宗教は共存できるんですね」と興味深そうだった。R先生は海外へ行くと必ず小さな絵や額をお土産に買って、自分の部屋に並べて飾っているそうなのだが、竹生島で買ったのは「気は長く、心は丸く、腹立てず、口慎めば、命長かれ」の小さな色紙(あちこちのお寺で販売している人生訓のようです。どんなものかは画像検索してください)。色紙の内容を英語で説明しようとしたが挫折した。これを院試の英作文問題にしたらどうかしら、とちらりと考える。
夕方は彦根駅近くに新しくできた飲み屋でR先生の歓迎会。最近学位を取った隣の研究室の院生Kさんも参加してくれた。R先生、Kさん、院生L君の3人は皆小さい子供のいるパパ、ママなので子供談義で盛り上がった模様。R先生、落ちついて見えるけれど実はまだ33歳の若さで、私よりも院生たちのほうがずっと「同世代」なのである。