同時性の法則

ごるごでら論文のpdfリクエストが来た。そしたら、そのメールに差出人の論文pdfが付いていて、なんと一番比較したかったヨーロッパのドブガイ寄生ごるごでらの塩基配列が出ているじゃないの!ちなみに投稿・受理とも向こうが約一ヶ月早いが、ほぼ同時にヨーロッパとアジアからイシガイ科寄生のごるごでらのデータが出ていた訳だ。何たるタイミング。これで、淀川のごるごでらが新種かどうか、かなり確実に判断できるはず。うれしー。それにしても、ここ2年間ぐらいPhyllodistomumブームの感があり、オーストラリア、ヨーロッパ.アジアと論文が出たので、あとはアメリカ大陸とアフリカ大陸のデータが出てくれば、この属の再分類に十分なデータが揃う。